津市一志町小山の内科・小児科 コスモスクリニック|生活習慣病・WEB予約・訪問診療可

診療案内

初診の方へ

*保険証を必ずご持参ください。
お持ちの場合は医療証とお薬手帳もご持参ください。
*WEB問診にご協力ください。予約の前後、また来院後の待ち時間にスマホで入力することもできます。
WEB問診はこちら 問診だけでは予約は確定しません。下記の「予約はこちら」からご予約ください。
来院後にタブレットで入力をお願いすることもあります。

インターネットから診察・予防接種・健康診断の予約が取れます。
待ち時間が短くなりますようにぜひご利用ください。

ご予約はこちら

(※外部サイトへリンクします。)

当院でできること

診察室

子どもから大人まで、風邪や軽いけがなどのほか

など、かかりつけ医として幅広く診察しています。

「かかりつけ医」をお持ちください

「かかりつけ医」より紹介を受けた患者さまに病院の紹介等を行い、通院が可能となった時点で再びかかりつけ医による地域診療に移行します。
役割を分担することでそれぞれの長所を生かし、患者さまに合った治療を行うことができます。

かかりつけ医による診療のイメージ

AI受診相談

不調など症状があるが、どの科に相談したらいいかわからない、などのときは、診察を受ける前に下記のサービスで簡易的に調べることができます。料金はかからず、登録なども不要です。どうしたらいいか迷った際には、参考にご利用ください。

※本サービスが行うのはあくまでも参考となる情報提供のみです。医学的アドバイス、診断、治療、予防などを目的としておりません。提供する情報に基づいて医学的判断を下したり、何らかの行動(薬の服用など)を行ったり中止したりしないでください。

AI受診相談ユビー

(※外部サイトへリンクします。)

生活習慣病について

高血圧症

高血圧

血圧とは、血液が流れる際に血管の壁にかかる圧力のことです。
高血圧は、その圧力が強いため、血管にかかる負担も高くなります。
しかも、高血圧になると血液の壁に通常ではかかることのない負担がかかり、血管の壁がもろくなってしまいます。それによって、動脈硬化や血管が細くなるなど、血管内に悪い影響がもたらされます。

高血圧は自覚症状がほとんどないので、定期的に血圧を測ったり、健康診断を受けたりしないと発見することは困難です。放置すると、脳出血、脳梗塞、心不全、心筋梗塞などの重大な病気に発展することがあります。お早めに当院までご相談ください。

Q. 血圧が高いとどうなる?

血圧が高い状態が長期的に続くと、心臓や血管への負担が加わることで心筋梗塞や心不全といった心臓疾患や、動脈硬化から脳出血、脳梗塞といった脳疾患になってしまいます。身体麻痺や視力低下を引き起こしたり、食事制限や人工透析が必要になるなど、日常生活の質が大きく変わってしまいます。

Q. 高血圧を引き起こす要因は?

遺伝

高血圧の方が血縁者にいる場合、高血圧になる可能性は高まります。遺伝的な背景にストレス、食事などの環境的な要因が加わった結果と考えられます。

塩分の摂り過ぎ

塩分は体の形成に必要な成分ですが、摂り過ぎはよくありません。過剰な塩分により血液量が多くなるので、必要以上の圧力がかかり、血圧が高くなってしまうのです。

運動不足

運動不足により血液の循環が悪くなると、塩分が腎臓から体外へ排出されにくくなり血圧は上昇します。また、運動不足は「肥満」の原因にもなります。「肥満」は高血圧の原因となります。

喫煙、アルコール

たばこの一酸化炭素、ニコチンは動脈硬化を進行させ、血圧を上げてしまいます。過度のアルコールも避けましょう。

睡眠不足、過労などのストレス

睡眠不足などから交感神経が活発になることで、血管が収縮し、高血圧を引き起こす可能性があります。

Q. 高血圧の種類は?

高血圧は2種類に分けることができます。およそ9割は原因となる病気が特定できない「本態性高血圧」です。
残りの1割は原因が明らかで、何らかの病気によって起こる「二次性高血圧」です。
「二次性高血圧」は手術などによって改善される可能性がある高血圧ですので、原因となる病気を検査した上で、治療を行っていきます。一般的な高血圧である「本態性高血圧」の場合は生活習慣を改善し、薬物療法などで血圧をコントロールし、合併症の発症を防ぐようにします。

Q. 高血圧の治療法は?

食事療法

食事療法

塩分を控えるようにしてください。塩分(ナトリウム)を排出するカリウムを含む野菜やフルーツを摂取するといいでしょう。また、肥満にならないよう、摂取カロリーにも注意することが大切です。

運動療法

運動療法

運動をすると、体を動かすことにより運動中は血圧が上がります。しかし、適度な有酸素運動を続けると、体は筋肉にたくさんの酸素や栄養を運ぶために、血管を拡張させたり、交感神経の緊張を和らげたりすることで血圧は下がってきます。有酸素運動の中でも、歩行、水泳、ジョギング、自転車などの全身運動が推奨されています。
「これらの有酸素運動を1週間にほぼ毎日、30分以上行う」ことが勧められています。10分以上の運動であれば数回に分け、1日合計30分以上とすることも可能です。
運動強度は、「ややきつい」と感じる程度がちょうど良いとされていますが、無理をせずに自分に合った運動を行いましょう。

薬物療法

薬物療法

生活習慣で改善できない場合、血圧を下げる降圧剤を内服します。カルシウム拮抗剤や利尿剤など、症状によって幅広くあります。薬物療法はずっと続けなければいけないということではなく、血圧が改善すれば将来的にやめることもできます。また、軽症であれば、すぐに治療を始めることで、食生活の改善のみで済む場合もあります。

詳しくは当院にご相談ください。

高脂血症

高脂血症

高脂血症とは、血中のLDLコレステロールや中性脂肪が過多になったり、HDLコレステロールが少なくなったりする病気です。高脂血症が長く続くと動脈壁に脂質が蓄積され、血管の狭窄を来し、動脈硬化を発症します。そして狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの命を脅かす大きな病気を引き起こします。自覚症状がほとんど無く、症状が起きた時には既に病気がかなり進んでいることがありますので、普段の食生活や生活習慣から注意する必要があります。

Q. 高脂血症を引き起こす要因は?

生活習慣の乱れや偏った食事などによる栄養バランスの乱れが影響すると言われています。
特に食生活の影響は大きく、脂分や糖分、カロリーの多い食事の取り過ぎや野菜の不足によって、中性脂肪や悪玉コレステロールが増加し、発症の原因となります。またストレスによる暴飲暴食やアルコールの飲み過ぎも主な原因となります。
その他、運動不足や喫煙にも注意が必要となります。

Q. 高脂血症の治療法は?

主な原因となっている食生活や運動不足の改善が治療法となります。検査した数値を基準値に保つために薬での治療も行われます。高脂血症は、動脈硬化の予防が目的です。無症状であっても正しい治療が必要なので、自己判断せずに医療機関に相談してください。

食事療法

食事療法

下記の内容にて食事の習慣を改善していきます。

  • 脂分、コレステロールを多く含む食事を減らす
  • 魚類、大豆製品、野菜、海藻、未精製穀類を多く採る
  • トリグリセライド(中性脂肪)の高い人は糖質、炭水化物、アルコールも控える
  • 肥満を解消・予防するために、摂取カロリーのコントロールを行う

運動療法

運動療法

適度なウオーキングなどで有酸素運動を続けることで脂肪を燃焼し、中性脂肪を減らし、HDLコレステロールを増やすことができます。
定期的に運動することで肥満になることを防止しましょう。

薬物療法

薬物療法

高脂血症の薬には、主にLDLコレステロールを下げる薬や、トリグリセライド(中性脂肪)を下げる薬があり、各患者さまの状況によって処方する薬は異なります。
薬を2~3カ月服用しても、目標値まで数値が下がらない場合には、薬の変更や増量が検討され、数種類の薬を併用して服用することもあります。

糖尿病

糖尿病

血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高くなる病気です。すい臓から分泌されるホルモンである「インスリン」に異常が生じることで起こります。インスリンは通常、食べ物をエネルギーに変えて、体内で利用するために必要なホルモンです。血糖値を下げる働きがあるので、インスリンの機能が低下すると血糖値が高くなり、全身に影響が及びます。

Q. 糖尿病の原因は?

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、原因が異なります

1型糖尿病

自己免疫によってインスリンがほとんど作られなくなってしまうことによって、比較的若い頃に発生します。

2型糖尿病

遺伝に加えて、運動不足、肥満、食べ過ぎ、飲み過ぎ、喫煙などの生活習慣によって、インスリンの機能がだんだんと悪化することによって生じます。中年層に多く、発病のスピードとしては数年単位で推移し、ゆるやかです。日本人の糖尿病の90%以上が2型糖尿病に該当します。

Q. 糖尿病の治療法は?

医師の指導のもと、治療を続けていきましょう。

食事療法

食事療法

1日のエネルギー量を守りましょう。目標は1日30品目以上、三食、規則正しく食事を取ることが大切です。食べ過ぎはもちろん、間食をできるだけ控え、早食いをしない、アルコールは適量にすることなども心がけます。

運動療法

運動療法

1日30分程度を目安に、身体に負担をかけ過ぎないウオーキングやジョギング、サイクリングなどを行いましょう。電車や車を利用せず、意識的に歩くように心がけるといいでしょう。

薬物療法

薬物療法

1型糖尿病では、体内でインスリンを作ることができないので、インスリン注射が必要です。2型糖尿病では、基本的に食事療法と運動療法により、症状が改善しない場合にインスリン注射や経口血糖降下薬を服用します。

痛風(高尿酸血症)

痛風(高尿酸血症)

体内で尿酸が過剰になると、関節にたまって結晶化し、炎症を引き起こして腫れや痛みが生じます。これが痛風で、風が患部に吹きつけるだけで激しい痛みが走る、ということから痛風と名づけられたと言われています。

尿酸はプリン体が体内で分解されてできる物質で、血液中の尿酸の濃度が高くなり、7.0mg/dlを超えると一般的に高尿酸血症の状態と言われています。この状態が長く続くと関節の中で尿酸が結晶化し、これを白血球が処理する際に炎症を引き起こします。

Q. 痛風(高尿酸血症)の原因は?

痛風にかかるのは20歳以上の男性に多い傾向にあります。原因はプリン体の過剰摂取、過剰生成や排泄不全です。
不要なプリン体は通常、分解されて尿酸となり、尿とともに排泄されますが、プリン体が過剰に作られたり尿酸が十分に排泄できなかったりすると、体内の尿酸の量は増えていきます。それが結晶化して関節にたまると痛風を引き起こします。
プリン体が多く含まれる肉などの食品やビールなどアルコール飲料の摂り過ぎが、よく知られた発症要因の一つです。

Q. 痛風(高尿酸血症)の症状は?

足の親指の付け根に激しい痛みが起こるのが特徴です。痛風の痛みは、風が吹いても痛いというほど、耐え難いものです。足の甲や足関節や膝関節、手関節、肩関節などに痛みが出ることもあります。
痛みは発作的に生じるため、しばらくすると治まります。この痛みの発作と鎮静を繰り返すうちに症状が悪化して、関節の腫れがひどくなったり、痛風腎や腎臓結石・尿管結石(腎臓や尿管に結石がたまり、腰や背中のあたりに激しい痛みを生じる病気)などを併発したりすることもあります。

Q. 痛風(高尿酸血症)の治療法は?

痛風発作が起き、痛みや炎症が強いときは、まず消炎鎮痛薬で痛みと炎症を抑えます。ステロイドなどを使用する場合もあります。
そうして発作が治まったら、尿酸値を下げる治療を開始します(発作がない場合には、この治療からスタートします)。

食事療法

食事療法

下記の内容にて食事の習慣を改善していきます。

  • 食べ過ぎに注意して食事する
  • プリン体を多く含む食品(肉や魚の内臓や干物、エビ)を控える
  • アルコールの摂取を控える
  • 水分補給を意識的に行う

薬物療法

薬物療法

尿酸の生成を抑える薬と、尿酸の排泄を促す薬の2種類があり、症状に合わせて選択されます。
発作を繰り返していくうちに発作の予兆を感じるようになることがあり、その際には別の薬で発作が起きるのを予防することもあります。

運動について

過度な運動はかえって尿酸値の上昇を招く恐れがあります。
治療中は負荷の低い運動(歩行など)にとどめましょう。